Sony α7ⅢはMFでも使える

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Nikon Df は昔ながらのダイヤル操作によるマニュアルチックなところが非常に良いカメラである。このカメラにツアイスのマニュアルフォーカスレンズとの組み合わせが今迄はマストではあると思っていた。

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 そこに前回記したα7Ⅲと共に購入した24-70/2.8GMなのだが、デカすぎて重すぎ、とても手軽に持ち歩ける代物ではないということで、この28-70に代わるものを考え始めたのだ。贅沢な悩みだね、といわれればそれまでなのだが、今迄大三元レンズというものを憧れつつも持っていなかったので、これを機にと思い切って買った結果なのである。

 なにしろ、ボディーと大三元の大奮発をしたので、さらにレンズを買う余裕など当分ない。そこで、マウントアダプターで所有のツアイスを使えば軽くて小さい単焦点レンズ、ということでKenkoのNikon F/Sony αE変換マウントアダプターを購入し使用してみた。

 レンズの絞り環は最小にしてマウントアダプターの絞り環で絞りを決めて撮影するのだが、絞り値はカメラで表示されないが、明るさは視覚的にファインダーでわかるので問題ないし、念のため単体露出計で測りマニュアル露出で臨めば何の問題もない。むしろ正確な露出を捉えて撮影できているのでいいかもしれない。上の2点の写真も左記のとおり撮影したものである。

 最後に本タイトルの肝を述べるが、Sony α7ⅢがMFでも使える最大の理由はピント拡大機能である。この機能を使えば裸眼視力0.7、老眼視度2.0のうえ乱視の私でも、手持ちのMFで完全にピント合わせるができるのである。これはミラーレスカメラであることによる電子ファインダーがもたらした恩恵であり、光学式ファインダーの一眼レフカメラでは絶対不可能なことである。

 最後に私のα7Ⅲのカスタムボタン設定を紹介してペンをおく。

 

マルチセレクターボタン :AF ON

コントロールホイール中央: ピント拡大

AF ON                               : 瞳AF

AEL                                   : フォーカスモード

C1                                     : 測光モード

C2                                     : WB

C3                                     : インターバル撮影