登山時のカメラ・レンズ考

 

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 最近登山を始めたところ、いままで使用頻度が低かったα6400と標準ズームのzaiss16-70F4ZA OSSが非常に有用であることがわかりました。

 上の写真は登山用ザックにカメラフォルダー(HiranoカメラホルスターEK-CH001)

を付け、α6400とzaiss16-70F4ZA OSSを装着しているところです。

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 上の写真はα6400とzaiss16-70F4ZA OSSの組み合わせを登山で使用することを考え始める前、α7Ⅲに24f1.4GMの1本勝負で登山したときのものです。このレンズは神レンズとまで謳われるいいレンズです。

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 しかし単焦点なので、どーしてももっと寄って迫力のある絵にしたいと思ったときはα7Ⅲの光学ズーム機能に頼るしかありません。その際はJPEGでしか撮影できない仕様なので、上の様なパッとしない絵になってしまいます。

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 次に上の写真はα6400にzaiss16-70F4ZA OSSを付け、広角端の16、35mm換算24mmで撮影したものです。

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 最後は同レンズ望遠端の70、同105mmで撮影したものとなります。

 登山という厳しい環境下ではカメラは軽く小さい方が良いし、レンズ交換も平場の様に清潔で安心してできるな場所も少ないので、ゴミ、ホコリどころか土までもがカメラやレンズの中に入りかねないリスキーな場所です。ということで、登山時はズームレンズの1本勝負がいいかと思います。

 それでは単焦点は不要なのかといいますと、山小屋に泊まり天体写真を撮ることでもない限り、風景写真に低開放値の単焦点は必要ないかと思います。

 さらに超広角はどうかといいますと、自分としては24mmで充分でした。そもそも山頂からの広大な眺望はどんなに超広角を使おうが、どのみち収まりはしないのです。

 因みに同日Sony16/2.8に広角テレコンのセットで16mmも持参しましたがついに使わず仕舞でした。

 もし35mm換算で16-35の広角ズームがあれば、16-70とどちらにするか迷うところなんでしょうけど、現在発売中の10-18(15-28)では、望遠端が短か過ぎでちょっとパンチ不足で、とても購入する気にはなれませんし、上の富士山の写真の例でも、やはり広角ズームより標準ズームに軍配が挙がったと思います。

  なので、私の結論としては現在Sonyのapscズームレンズの中では、この16-70F4ZA OSSが登山時でのレンズとしては最高ではないかと思います。